子供のしつけと自由を与えることの曖昧さ
独身時代に、ある本と出合った。
かなり昔の事なので、本の題名も作者も忘れてしまったけど
【子育てはのびのび自由に育てるのが良い】という趣旨のことが書かれていた。
そこには例えば、子供がごみ箱を倒し中のものを触っても、慌てて取り上げず触らせたら良いと。。。
一度体験したら、こんなものかとやらなくなるらしい。
また、こんなことも書いていた。
もし子供が壁に落書きをしようとしているのを見つけた場合、怒鳴ってやめさせられると”本当はやってみたいけど怒られるからやらないでおこう”と思う。
逆に実際にやって、親が落書きを消すのに大変で悲しそうな姿を見たら、”もう困らせることは
もうやらないでおこう”と思える子供になるとあった。
親に怒られるからやらない子供は、大きくなっても親がいない所では悪い事を平気でするようになると・・・
当時の私は、子供が自らの意思で悪いことはしなくなる子供に育てたいと強く思った。
だからこそ、小さい時こそ怒鳴って経験をさせないより、一度自由にやらせ、それがどういうことになるか学べる子育てを選んできた。
それは、間違っていなかったかなと思える。